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6. オランダのマリファナ政策

【神話】

 オランダのマリファナ政策は失敗だ。マリファナの売買と公の使用を認めるオランダの法律は、マリファナの使用率は増加させる原因となっており、特に若者の間には顕著にそれが現れている。

「海外での寛容な試みは…失敗に終っている。オランダでは…若者のマリファナ使用が250パーセント増加している」
---ニューヨークタイムズ(1995年9月22日)

「オランダでは15歳以上なら誰でも…いろいろな味のアイスクリームと同じくらい簡単にマリファナを買える。こうした政策を賞賛している人々は、若者のマリファナ使用が250パーセント増加しているという事実を見逃している」
---プリベンション・パイプライン〔流通経路の防止〕(1995年)

「オランダは…マリファナとハシッシュに対して…寛容な姿勢を見せている。……私はオランダの公園を訪れたことがあるが、子供たちの歩く姿はまるでゾンビのようだった」
---麻薬取締政策局長リー・ブラウン(1995年3月12日)

「オランダはヨーロッパ中で最も犯罪率が高く、『コーヒーショップ』とドラッグ使用者の数が増えるにつれて犯罪も増加している」
---成績責任評議会(1996年)


【事実】
 オランダのドラッグ政策はヨーロッパで最も刑罰が軽い。20年以上にわたり、18歳以上のオランダ市民は政府が管理するコーヒーショップでカナビス(マリファナおよびハッシシュ)を購入し使用することが認められてきた。こうした政策の結果、カナビスの使用が劇的に増加したという事実はない。ほとんどの年齢層において、オランダでのマリファナの使用率は米国と同レベルにある。若者に限った場合、オランダのマリファナ使用率は米国よりも低い。オランダの国民は、カナビスの使用を「劇的に扱う」のではなく「正常化する」ことを目的とする現在のカナビス政策を圧倒的に支持している。オランダ政府は時々既存の政策を改正しているが、非犯罪化の姿勢は崩していない。
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